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導入事例 · ロボティクス / 製造 / 物流

国境を越えて、銀行の現場にロボットを届ける。

インドネシア大手銀行の施設内で、トークントレーを自動搬送するAMR(自律移動ロボット)セルをCOCON Roboticsが設計・調達・導入。日本からインドネシアへ、ハードウェア・ソフトウェア・SLA保守をワンストップで届ける初の本格案件です。

実証提案フェーズ(正式見積発行済み)
月額制
SLA保守サポートプラン(3段階)
150
追加供給の打診台数(現地パートナー経由)
19
先方商業確認事項への全回答数
70%+
材料供給ライン自動化率(導入後目標)
課題 · THE CHALLENGE

毎日、人の手でトレーを運び続けていた。

顧客施設(ジャカルタ近郊)のオペレーション室では、スタッフが毎日手作業でトレーを持ち運んでいました。Input投入点→Process処理台→Output回収点というわずか20〜30m²のサイクルですが、繰り返し搬送の人的負荷と精度のばらつきが課題でした。信頼できるロボットベンダーをインドネシア国内で探すのは容易ではなく、日本発のシステムインテグレーターとの連携もほぼ前例なし。COCONが名乗りを上げたきっかけは、現地ブローカー経由のわずか一本のWhatsAppメッセージでした。

技術的ハードル

レーザーSLAMナビゲーション+6軸コボットの連携制御、行内基幹システムとのAPI統合が必要だった。

調達の複雑さ

OEMはAgilebot(深圳)、販売は現地代理店パートナー、エンドクライアントはインドネシア大手銀行——関係者が3カ国にまたがる多層構造。

法人の不在

既存のインドネシア法人(PT Gamma Aktif Surya)にはロボティクス実績がなく、JV「Cocon Robotic Indonesia」の設立が並走で必要になった。

現場要件の厳格さ

Wi-Fi品質・床面勾配・ガラス壁対応など、Agilebotの施工要件を顧客施設に適合させる事前調査が不可欠だった。

19項目の商業条件

先方技術責任者から発せられた19の詳細質問——ライセンス方式、ソースコード開示、保証範囲、通関・輸入費用負担——すべてに書面で回答することが求められた。

解決 · WHAT COCON BUILT

AMR+コボット+SLA。ワンストップで提案。

COCON RoboticsはAgilebot AMR300 + C12コボットの複合セルを軸に、以下を一体化したソリューションを提案・商談合意しました。本体・カラクリラックそれぞれ正式見積を発行。支払条件は段階払い、リードタイム60〜90営業日。

01
AGV + Cobot フルオートメーション

AMR 300(レーザーSLAM、最大300kg、8時間バッテリー、±5mm精度)に6軸・12kgペイロードのC12コボットと専用グリッパを搭載。トレーを自律的に把持・搬送する。

02
3段ラック + RDSスケジューラ

AgilebotのTianfengロー・コードエンジンによる動的経路計画とcarpoolingスケジューリングをリアルタイムで実行。

03
行内基幹システム連携

行内基幹システムへのAPI統合をスコープに含み、専用モニタリングダッシュボードも提供。

04
カラクリラック(別見積)

重力式・シャッター式の非動力搬送ラック(2台)と機材配置ラック(3台)で、AMR前後の人手作業を最小化するオプションも設計。

05
SLA保守パッケージ(3段階)

Year 1は本体価格に保証込み。Year 2以降はStandard(リモート中心)/ Extensive(四半期定期訪問)/ On-Site Standby Operator(現地常駐)の月額制サポートプランから選択可能。

06
4層エスカレーションパス

Agilebot L3 → COCON L2 → 現地代理店 L1 → 顧客の4層エスカレーションパスを設計済み。P1は8業務時間以内のSLAレスポンス保証。

実現の裏側 · WHAT IT TOOK
多言語・多国間交渉

日本語・英語・Bahasa Indonesiaが交錯するWhatsAppスレッドと商談をJulian Loh COOが指揮。顧客施設(ジャカルタ近郊)への現地訪問を複数回実施。

19問完答

ライセンス方式(永続ライセンス)、ソースコード非開示、保証範囲(主要部品12ヶ月)、Karakuri=別スコープ、通関・輸入費用全額COCON負担——すべてを英語公文書で回答。

シミュレーション動画の制作

1台ロボット×行内基幹システム連携のラッキングシナリオ、カラクリ機構の動作を映像で先方に提示し、技術的実現可能性を可視化。先方技術チームに受理・確認済み。

SLAアーキテクチャの設計

単なる「保証」ではなく、L1(トレーニング済み現地オペレーター)→L2(COCONリモート)→L3(Agilebotベンダー)という3段エスカレーションパスを持つ構造的なサポート体制を提案。5年総コスト試算もドキュメント化。

スクリーンショット · SCREENSHOTS

実物で、お見せします。

双腕AMR + からくりラック構成(材料供給ライン)
双腕AMR + からくりラック構成(材料供給ライン)
協働ロボットアーム搭載 AMR(自律走行搬送ロボット)
協働ロボットアーム搭載 AMR(自律走行搬送ロボット)
AMR 技術仕様(GBT-C12A・6軸・可搬12kg)
AMR 技術仕様(GBT-C12A・6軸・可搬12kg)
現場実機 — 射出成形部品の供給トレイ
現場実機 — 射出成形部品の供給トレイ
成果 · THE RESULTS

詰めが甘い提案はしない。19問、全部答える。

材料供給ラインの自動化率(目標) トークントレー手作業搬送 → AMR+コボット全自動(導入後目標)
導入前 10% 導入後 70%+(目標)
正式見積2件
本体・カラクリラック(2026年3月正式発行)
段階払い
複数段階の支払条件(マイルストーン連動)
3段階
SLA保守ティア(Standard / Extensive / On-Site Standby)
60〜90
リードタイム(営業日)

シミュレーション動画は先方技術チームに受理・確認済み。本案件は実証提案フェーズ(正式見積発行済み)にあり、追加で150個の消耗品・スペアパーツ供給の打診もいただいています。

※ 自動化率(導入前 10% → 導入後 70%+)は導入後の目標値(自社評価)です。回答項目数などは正式発行済みドキュメントに基づく実数です。

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